2012年6月24日日曜日

懐中時計

祖父の形見の懐中時計を一枚。
Olympus OM-D 12-50mm F3.5-6.3 (F6.0 1/60s ISO1600 ローキー)

 まともに話せた試しがなかった祖父からの、形見分けの品です。まだ大学生だった頃に他界したのですが、思い出らしい思い出もないので、形見を見ても思い出せる事は少ないという有様です。

 唯一まともな会話ができたのは、実家に建てた石碑の説明をしてくれた時でした。正直なところ、内容をよく覚えていませんが、聞いた事にたいして答えてもらったという事で、記憶に強烈に残っています。

 それ以前も以降も、祖父とまともに会話ができた事はありません。一人暮らしで大きな家に住んで、何を思って生きていたのだろうかと、今もふと考えてしまいます。


0 件のコメント:

コメントを投稿