公式ページの説明を引用すると、
「輪郭線と最小限の色数で表現」
とあります。
また昨日ブログで紹介したリーニュクレールの説明を要約すると、
「同じような太さ・濃淡の線で描き、陰を無くして奥行き感をなくす」
となります。
実際に、どのように写るのか試してみました。
左がリーニュクレール、右が加工前の写真です。
Olympus OM-D 12mm F10 1/320s ISO200
ぼんやりとした雲が、低い階調によって塊として表現されています。
また、建物の輪郭が強調されています。
Olympus OM-D 19mm F10 1/125s ISO200
木のごちゃっとした感じが、低階調によって一部が単純化され、輪郭線の強調によって、ペンで描いたような線で表現されています。
Olympus OM-D 33mm F9.0 1/100s ISO200
フォーカスの合っている部分は輪郭線で表現され、それ以外のぼやっとした部分は、輪郭線にはならず塗りつぶした様になります。
Olympus OM-D 16mm F9.0 1/320s ISO200
陰が消える事で奥行き感を無くし、絵のような雰囲気を作り出している事が分かります。
Olympus OM-D 12mm F10 1/500s ISO200
電線の細い線が浮き出ていて、ペン入れしたようになっています。
リーニュクレールは輪郭線を検出するので、ざらざらした表面などを撮影すると、そのざらざら部分が黒い点となってしまい、あまり良い写真にならないと感じました。
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